円高、円安ってよくニュースでよくきくけど何?わかりやすく解説
テレビや、ニュース、ラジオなどで、「今日の外国為替市場の円相場は現在1ドル112円23銭から26銭で取引が行われています。昨日に比べて35銭円高に動いているようですね。」
みたいなのを一度は聞いたことがあるかもしれません。
そこで円高、円安って何?って疑問を抱くと思います。
通貨の価値は毎日リアルタイムで変動しています。
需給によって通貨は強くなったり、弱くなったりをしています。
円高とはつまり、外貨と比べ相対的に円の価値が高くなったということです。
例えば1ドル=100円から → 1ドル=80円 になったとします。
これまではジュースを1ドル=100円で買えたものが、1ドル=80円にレートが変動したため、80円で買えるようになります。
つまり差額の20円ドルに対して円の価値が高くなったと言えます。
円安とは、外貨と比べ相対的に円の価値が低くなったということです。
1ドル=100円から → 1ドル=120円になった場合は
差額の20円、今までより多く払わないと買えなくなるってことです。
1ドル=100円から80円になったら普通円安じゃないの?って感覚的に違和感を覚えるかもしれませんが、そこはなれるしかないと思います。
円高のメリット
円の価値が外貨に比べ高くたったということですから、海外に旅行に行きやすくなったり、原油の仕入れコストが下がったり、海外からの輸入品が安く買えるようになります。
円高のデメリット
日本は輸出立国なので、円高になってしますと業績の悪化に繋がります。外国人旅行客の減少などが挙げられます。
円安のメリット
日本の輸出企業の業績がプラスに転じやすくなります。外国人旅行客なども訪れやすくなり、デフレ脱却で日本経済が活性化します。
円安のデメリット
輸入品コストの増加、物価が高くなる。海外に旅行にいきにくくなる。などなどです。
ではまた、一緒に少しずつ勉強しましょう。