経済指標の「ISM非製造業景況指数」って何?を解説
今回は経済指標の「ISM非製造業景況指数」についてを記事にしてみました。
それではいってみましょー。
「ISM非製造業景況指数」とはISM(米国供給管理協会)が発表する、米国の景況感を示す指標のことです。
ISMが非製造業約400社の購買担当役員にアンケート調査を行ったもので、新規受注、雇用、在庫、生産などを1ヶ月前と比較し、「良い」「同じ」「悪い」の三者択一で行われる。
景気の先行指標を表すもので、投資家から注目を集める指標です。
非製造業とは物を製造しないサービス業のことを指しています。
(発表時間は・・毎月第3営業日、米東部時間で午前10時)
この指標はサービス業の購買担当役員から見た景気の状況を表しているので、サービス業の状況について非常に多くを教えてくれます。
なぜならサービス業は雇用およびGDPの面で、政府支出を除いた民間経済のおよそ7割を占めているのだそうです。
これは前回の記事で紹介した「ISM製造業景況指数」と同じようにいくつかのシンプルな数字で構成されていて、総合的な景況指数は、企業活動指数として表しています。
基本的には企業活動指数が50を超えていればサービス業は拡大局面にあると言え、逆に50を下回れば後退局面ということです。
※もちろん前回の数字と比較することも大切になります。
以上になります。
読んでくれてありがとうございます。